• 介護業務の裏で発生する無駄な仕事をとことん改善するための実践を発信しています

こんにちは。介護士のyooshです。

【2秒後に状況は変わっている】

僕には『考えなくていいことは1秒も考えたくない』という信条があります。

業務改善も、この信条にそって実施します。

『1秒2秒ぐらい別にいいじゃん』という意見もあると思います。

意見として、それはそれでいいと思います。

 

けど、僕が秒単位での業務改善をめざすのは理由があるんです。

 

介護の現場で働いていると

『2秒後には状況が変わっている』

と感じたことはないでしょうか??

 

自分がパソコンに目をやって、すぐに目を上げると、さっきまで落ち着て椅子に座ってたおじいさんが、立ち上がっている。

トイレで不足した物品を確認してたら、おばあさんがユニットから出ていこうとしてる。

しかも、このおじいさんもおばあさんも転倒リスクがめっちゃ高い。

独歩で歩けばかなり高い確率でこける。

ヤバい!

(更に、職員もこんな状況と日に何度も接していると「もう!立たないで!」なんて気持ちになって、利用者さんに言っちゃうなんてこともあるのでは???)

 

介護現場で働いていたら、こんな状況って少なからずありますよね??。

この問題だけに絞れば、職員を増やして見守りをしてもらうとか、おじいさんのすぐそばで作業するとか、他の解決策が出てきます。

 

けど、職員を増やすというのは、お金面でのコストの問題も出てきます。

パソコンがデスクトップなら、おじいさんのそばへは行けません。

トイレも物品確認も、おばあさんのそばでやるわけにはいきません。

 

なので、例えば『トイレ棚の整理』なんかも、1秒を惜しむように改善を試みるわけなんです。

 

考えなくていいはずの時間1秒というのも、蓄積されていきます。

無駄になった時間が返ってくることはありません。

(無駄なことなんてこの世にない!的な議論はさておき)

ずっと負の貯金です。

 

さっきまで元気だった利用者が、2秒の無駄な時間のために大ケガ。

なんて大袈裟かもしれません。

けどあり得るし、どうせやるなら徹底的に不要なことは省きたい。

そんな気持ちで業務改善に取り組んでまーす。


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