こんにちは。介護士のyooshです。
先日『アイデアは実行してこそ価値がある』という記事を書きました。
アイデア自体には価値は無くて、実行されて初めてその価値が出るよね。
加えて『アイデアを思い付いた人』と『実行する人』は別でもいいよね。
というお話でした。
けど、アイデアはふと思いつくものです。
そして、知らないうちに忘れています。
で、そのアイデアは『何もなかったこと』になってしまいます。
日常の『これ困ったなぁ』というのも同じです。
例えば、うちの職場では毎回出勤時に目を通さなきゃいけないファイルやノートがいくつかあります。
結構あります。
現状では、これらのファイルやノートを見ようと思ったとき、一番最初にするのはファイルやノートを『探す』ことです。
探さなければならないのは、いつも同じ場所に無いことが原因です。
デスクの上にテキトーにポーイと置かれています。
当然他の書類なんかも同様に扱われますので、『今すぐ必要なもの』『後で必要なもの』がデスク上にランダムに積みあがっています。
結果、いつもデスク上の書類群をひっくり返して『必要なファイルやノートを探す』必要が出てくるわけです。
『探す』にはだいたい30秒くらいかけてると思います。
この時間が無駄だし、結構ストレスになります。
と、まあ僕は困っているわけです。
おそらく、僕以外にもファイル探しで困っている職員がいると思います。
けど、人間て環境適応能力がめっちゃ高いので『30秒程度ファイルを探す』くらいの困り事にはすぐに慣れていきます。
で、その困り事はなかったことになります。
そしてその後ずーっと『ファイルを探す』というマジでどうでもいい時間を浪費し続けるわけです。
僕自身は、業務改善のアイデアを忘れないために
をしています。
僕にとって業務改善はブログを書くための大事なネタです。
なので、
という『仕組み』ができています。
何かで困った瞬間に「ブログが書ける!」と喜びます。
けど、他の職員は業務改善にそこまでモチベーションは無いはず。
まあ、それが普通ですよね。
本来の介護業務や雑務だけで結構忙しいわけです。
改善したところで、おそらく給料は1円も上がりません。
なので自分が困っていても、メンドーな作業を伴う改善をするより、多少我慢して慣れる方を選ぶのは当然です。
そうして『困り』は保存されず、消えていきます。
けど、もったいないんです。
『困り』が発生した瞬間に、現状をより良くできる可能性も同意に発生しているわけですから。
なので、こんなものを用意してみました。
職員の『困り』を集めるための箱です。
が目的です。
職場全体とか、そんな大きな単位ではなく、1つの部署内(10人弱)に設置します。
ちょっとした『困り』でも気軽に入れてもらえるように、小さな部署の中だけで始めてみようと思います。
(「はさみの切れ味が悪い」とかでもOK)
メモ帳を持っていない職員がのために、メモ帳も一緒に置いておくことにしました。
せっかく『書こう!』と思ったのに、『メモ帳を探す』という工程が入ることで、『やっぱりやめとこ』にならないようにするためのちょっとした工夫です。
(ボールペンはみんな常時携帯してるから、一緒に置いておかなくてもいいはず、、、)
この中に入れられた『困り』を僕が片っ端から改善していく。
ただの『困り』が価値あるものに変化していく。
僕とはまた違う視点での『困り』も集められると思うので、楽しみです。
問題は『本当に入れてくれるか???』です。
誰も入れてくれないという状況は十分考えられます。
そしたら、またそこを改善です。
入れたくなる『仕組み』を考える必要がありますね。
どうか活用してもらえますように、、、
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