• 介護業務の裏で発生する無駄な仕事をとことん改善するための実践を発信しています

こんにちは。介護士のyooshです。

【他者のアイデアを承認するのは快感】

自分のアイデアが絶対なわけではない

僕はアイデアを形にするのが好きです。

なので、思いついたアイデアはできるだけ提案します。

もちろん適当に提案するのでなく、

  • どういった課題があって
  • その課題はどのような形で決着されるべきかを考えて
  • 今の所、具体的な解決方法はこのように考えている

というところまで一通り考えてから提案します。

 

けど、自分のアイデアや提案には必ず欠陥があります。

なので、自分のアイデアを他者にぶつけます。

すると、必ずフィードバックが返ってきます。

フィードバックがネガティブなこともありますが、ポジティブなことも多いです。

ポジティブなフィードバックというのは、

「あなたのアイデアのこの部分をちょっと変更したらもっと良くなるね」

とか

「あなたのアイデアは全く受け入れられないわ。けど、私はこんなアイデアを持っていいるわ」

といったように、他者が自分の考えやアイデアを返してくれるという意味です。

で、僕のアイデアを発端に、他者がそれに反応して「より良いアイデア」が生まれることがとても楽しいのです。

他者の素晴らしい意見に嫉妬しない

これまで

僕がアイデアを発信する。

そして他者がそれに反応する。

結果的により良いアイデアが生まれる。

というサイクルに快感を覚えていました。

 

けど、最近になって気づいたことがあります。

「僕は他者の良いアイデアを聞いて、それを心から承認して『いいなあ』と思う時、めちゃくちゃ心地よくなっている」

ということです。

 

以前の僕なら、他の人が良い意見を言うと「何だか嫉妬する」気持ちがありました。

いつでもまず「自分が」アイデアを出したい。

「自分のアイデアが」議論されたい。

「自分が、自分が、、、」

という感じでした。

 

けど、今は他者の良い意見を聞くのがとても楽しいのです。

タイプの違う上司

僕には数人の上司がいます。

中には、僕と全く違うタイプの上司もいます。

 

例えば僕のとある上司は、ある程度「個人の努力」で問題を解決することを良しとするタイプです。

僕は「個人の努力」でなく「努力しなくても解決できる仕組み」を重要視するタイプです。

(「個人の努力」と「仕組み」のどちらに比重を置くかは、解決すべき課題にもよりますが、、、)

結構考え方に違いがあります。

 

けど、結構その上司の意見に「なるほど!」と思わされることがあります。

全然違う思考を持っているからこそ、両者は同じ課題を別の角度から見ることができます。

他者の意見に「確かにそれいいなあ」と思う快感

上記のように、タイプの違う上司と意見が食い違う時、以前であれば

「僕の意見をないがしろにしやがって!この野郎!」

なんて、心中で思うこともありました。

けど、最近は

「この人、同じ課題の解決方法をこんな風に考えることができるんや。面白いなあ」

なんて考えられるようになってきました。

しかも、そのように感じられた時、とても気持ちが良いのです。

 

自分のアイデアに固執するのでなく、むしろ他者のアイデアや、その人がそのアイデアに至った経緯や考え方に共感することで、「自分」と「他者」の違いをもっと楽しめるようになってきたと思います。

共感し尊重することで、その人との関係性もポジティブなものになるので、一石二鳥です。

 

これからも「他者との違い」をどんどん楽しんでいこうと思います。


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