• 介護業務の裏で発生する無駄な仕事をとことん改善するための実践を発信しています

こんにちは。介護士のyooshです。

 

【他者の『得意』を自分の武器にする】

新しい職員に教わる

先日から新しい職員が現場に入ってきました。

30代の女性で、介護の経験はあまりないとのこと。

 

彼女の仕事初日のこと

『これはいいことだな』と思う光景がありました。

 

なにかと言うと、

『ねーねー、これってどうやんの??』って10年以上この職場で働いている50代の女性職員が、今日来たばかりの職員に聞いてる

という光景です。

ベテラン職員はWordの操作でわからないことがあったようで、それを新しい職員に聞いていたのでした。

 

そしてこの新しい職員は、ベテラン職員の『これってどうやんの??』に答え、ベテラン職員の『困った』を解決したのでした。

 

誰からでも教わる姿勢

このエピソードには2つ『いいな』と思うことがあります。

 

1つは、ベテラン職員が『新しい職員に教わる』という姿勢を持っていたこと。

 

これって結構できないと思うんです。

ベテランになって、ましてや介護経験があまりない新人から何かを『教わる』って、

なかなかプライドが許さなかったりします。

 

ベテラン職員が仕事初日の新人に

『ねーねー、これってどうやんの??』って聞いてる光景を、僕は見たことがありません。

 

けど、このベテラン職員は

『ねーねー、これってどうやんの??』と聞きました。

で、自分の『困った』をあっさりと解決したんです。

 

得意を引き出す

2つめは、ベテラン職員が新しい職員の『得意を引き出した』ことです。

 

この新しい職員はパソコン仕事に慣れてるみたいなんです。

その『得意』をベテラン職員は引き出したわけです。

意図してか、意図せずかはわかりませんが。

 

『得意』を引き出された新しい職員は、

自分の『得意』で他者に貢献できたことで、少なからず喜びを感じたはずです。

僕なんかは、自分が『得意』とか『苦じゃない』って思ってることで他者にgiveできると

結構happyな気持ちになります。

 

仕事初日で緊張もあったと思いますが

『他者に貢献できた』という事実は、彼女に少なからず安堵感得られたんじゃないかと思います。

 

『得意』をシェアする

ベテラン職員は、『誰からでも教わる姿勢』を持っていて、

『ねーねー、これってどうやんの??』と聞くことで

結果的に新人職員の『得意』を引き出しました。

 

で、最終的に自分の『困った』を解決しました。

 

『何か物事を解決する』という目的がある時、別に1~10まで自分で考えて、自分で実行する必要などありません。

他者の力、特に『得意なこと』を利用して目的を達成すればいいと思います。

 

人それぞれ、興味や知識・経験が違います。

なので、それぞれ違う『得意』をお互いがシェアすれば良いと思うのです。

『得意』をシェアできることが武器になります。

自分ひとりの力と比べたら、他者の『得意』を利用した場合の方が、スピードも質も上がるでしょう。

 

今では、『ココナラ』とか『street academy』とか、自分の『得意』を売買するサービスなんかもあります。

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『得意』で力を発揮する。

『得意』で他者にgiveする。

 

僕は新しい職員や、これから一緒に何かをやっていく可能性がある人には

その人の『得意』や『興味』『今までの仕事の経験』等々を聞くようにしています。

 

そしたら僕は、その人が持っているスキルなんかを利用することができるからです。

僕一人の力でやるより、質も上がるし、ずっと効率的です。

 

僕も『得意』で他者に貢献できると、結構うれしかったりします。

なので、できるだけ僕の『得意』でgiveしていきたいと思いまーす。


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