• 介護業務の裏で発生する無駄な仕事をとことん改善するための実践を発信しています

こんにちは。介護士のyooshです。

 

【情報共有に時間もコミュニケーションも要らない】

僕は、高齢者介護施設のショートステイという部署で働いています。

そこでは、利用者さんの1日24時間を絶えずケアする必要があります。

なので、毎日複数人の職員が入れ替わりで働いています。

 

で、こんなことがやりとりがよくあります。

「〇〇どうなってんの?」(職員A)

「それ、職員Bさんに言いましたけど」(職員C)

「え、私聞いてないねんけど(゜_゜)」

的なやつです。

 

複数人が時間差で働いています。

実際に業務を行っている場所も、常に同じではなかったりします。

例えばユニット内を預かる職員もいれば、入浴介助を行っている職員もいます。

 

なので、各職員が持っている情報は同じでないことが殆どです。

風呂場で得た情報と、ユニットで得た情報、はたまた朝の時点での情報と、夜間の情報は違います。

 

重要な情報(利用者さんの状態、家族とのやり取りなど)は、1つのツールに集約されます。

例えば、ノートとか、記録とか、そういったモノに書き込まれていきます。

それを各職員が見て、情報を得ていくわけです。

この方法であれば、「情報を持つ職員」が1回だけ「情報発信」をするだけでいい。

その後は、「情報を得たい職員」が勝手に情報源にアクセスして情報を取得してくれます。

さらに、情報の取得に他の職員が介在しない(コミュニケーションをとらなくていい)ので、スピーディです。

 

しかしながらです。

しかしながら、それほど重要でない情報は集約されず、都度発信しているというのが現状です。

(あくまで、うちの職場での話ですが、、、)

 

例えば、「〇〇さんのズボンとパッチを、今2階で洗濯しています」的な情報を共有する時

「夜間の職員Aが、朝に来た職員Bにのみ、洗濯物の情報を『口頭で』説明する」

という処理がなされています。

ここでは、情報が職員Aから職員Bにのみ「発信」されます。

 

この方法では、「職員Bが『職員Aから自分が得た情報』を職員Cに発信する」という行動が起きることが予想されます。

同じ情報の発信が、何度も起きてしまいます。

 

この方法は、とても非効率です。

「重要度の高い情報」は、効率的に共有できているわけです。

なので、「重要度の低い情報」の共有も同じ発想でできるはずです。

 

例えばホワイトボードを使用するとか。

専用のノートを作るとか。

 

アイデアはあるので、実行してみようと思います。


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